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創業融資専門家コラム

2019.04.23
創業融資の失敗例

 

 日本政策金融公庫は創業時にとても利用しやすい政府系の金融機関ですが、創業融資をご自身だけで申請した場合の実行確率は50%以下と言われています。
そこで今回は、残念ながら融資が通らなかったいくつかの失敗事例をご紹介させて頂きます。

個人信用情報に問題がある

 日本政策金融公庫の融資審査では皆様の信用力がチェックされます。この信用力のチェックでは、借入等があれば返済の滞りがないかの確認はもちろんのこと、各種公共料金の支払、マイカーローン、スマートフォンの分割払い等の料金が期限内に支払われているかもチェックされます。
これらの料金の支払がしっかり出来ていない方が日本政策金融公庫への返済を期限内にできるとは見られないので、融資審査は通りにくい傾向にあります。
過去に滞納や未納があった可能性がある方は事前に確認することをおすすめします。

確認方法は4月のコラムに記載しております。

https://kyoto-sougyoshien.com/column/1731/

創業計画書が非現実

 金融機関が融資案件を通すかどうかの判断基準は単純です。「貸したお金がきちんと返ってくるかどうか」です。
「お金を借りても大丈夫!きちんと返済していけます!」ということを証明するのが創業計画書です。記入項目を単に埋めればいいというわけではありません。したがって見た目を綺麗に仕上げたとしても現実的でなければ証明したことにはなりません。
記入項目が多くボリュームがあるため作成には手間がかかりますが、いかに現実的なレベルにまで作り込めるかが重要です。
また、開業場所が決まっていないことも非現実的と判断され、否決されかねません。
資金繰りの計画はもちろんのこと、あらゆる面で現実的に計画が作りこまれているかどうかをチェックしましょう!!

事業への思いが伝わってこない

 日本政策金融公庫のホームページには創業計画書のテンプレートがあり、各業種ごとに記載例が紹介されています。そのため記載例を見て簡単に書いてしまう方が多いようです。創業計画書は記載例を真似るのではなく、ご自身の事業の本気度が伝わるようにする必要があります。

おわりに

 今回はほんの一部の創業融資の失敗例をご紹介させて頂きました。上記記載の例示の他にも失敗例はたくさんあります。またの機会にご紹介させて頂ければと思います。
創業融資で失敗しないためにも是非弊社にご相談下さい。現実的で思いが伝わる創業計画書を一緒に作っていきましょう!!

 
弊社は京都の烏丸御池で創業のサポートをさせて頂いております。
京都・大阪・滋賀・奈良等で創業をお考えの方はお気軽にご相談ください。

 

 

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