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2019.04.01

CICについて

はじめに

　日本政策金融公庫の融資審査では皆様の信用力がチェックされます。個人の信用力を測る上で特に重視されているのが個人信用情報であり、その中でも代表的なものがCICの信用情報です。日本政策金融公庫はCICに加盟しているためCICに集まる情報を元にして社会的信用力をチェックします。

指定信用情報機関のCIC（株式会社シー・アイ・シー）とは？

　CICとはクレジット会社との共同出資により設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
CICではお客様ご本人様からの申込みにより、CICに加盟しているクレジット会社等との契約内容や支払状況等の信用情報を確認することが出来ます。お客様の情報が、現在信用情報機関に登録されているのか、またはどのように登録されているかを確認することが出来ます。

創業融資への影響

　CICには信販会社やクレジットカード会社等の過去5年間の利用記録が記載されるため、そこに滞納や未納があればすぐに分かります。この利用記録には携帯端末の分割支払いも記載されます。関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットローンが組まれているため記載されてしまいます。利用記録に滞納や未納があれば返済能力がないと見なされて創業融資が通りにくくなる可能性があります。また、創業計画書が完璧であったとしても信用情報が悪く融資が通らなかった例もあります。そのため弊社では創業融資の手続きをさせていただく際には事前に取得をお願いしております。

取得方法

　CICの情報の取得には①窓口取得、②インターネット取得、③郵送取得の3つの方法があります。

• ①窓口取得は手数料が500円であり他の取得方法の半額で取得することができます。
• 　近畿圏内では大阪の梅田にあります。https://www.cic.co.jp/map/kinki.html　

• ②インターネット取得は即時に情報の取得が出来るため非常に便利で最も利用の多い取得方法です。
  　手数料は1,000円でクレジット一括払いです。

• ③郵送取得は申込より10日程度かかります。
  　手数料はゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書1,000円です。

おわりに

　創業融資を受けることをご検討されている方は、申請書類を作成した後に個人の信用情報が原因で融資が通らないということを防ぐためにも事前にCIC情報を確認することをおすすめします。

弊社は京都の烏丸御池で創業のサポートをさせて頂いております。
京都・大阪・滋賀・奈良等で創業をお考えの方はお気軽にご相談ください。

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