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創業融資専門家コラム

2019.06.14
その事業計画書で大丈夫? 融資通過率を格段にアップさせる 事業計画書作成の4つのポイント

事業計画書を金融機関に出せば一定の融資を獲得できると思われている方はおられまでしょうか?

とりあえずの計画では決して通りません。

書かれている内容によって融資の成否が左右されます!

今回は事業計画書を提出する前に、融資が通りやすくなるポイントを押さえておきましょう!

< 目次 >
融資を受ける際に作成する事業計画書
ポイント①:実現可能な計画になっているか
ポイント②:相手に伝わる事業計画書になっているか
ポイント③:計画と実績の比較ができる計画書になっているか
ポイント④:夢や目標を実現するための計画になっているか
まとめ

 

融資を受ける際に作成する事業計画書

事業計画書の作成」というと、なんだか難しそうなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

なんとなくイメージはできるけど、実際に自社の事業計画書を作ってくださいと言われるとどう作っていいかわかならいというケースも少なくありません。

事業計画書というのは、自社の今後の事業の計画書ですから常に作成されているのが理想的ですが、必要に迫られて作成される経営者の方も多いかと思います。

融資を受けたいときというのが、そのタイミングの一つです。  

創業のため、設備投資のため、運転資金が必要になったためなど、事業を始めるとさまざまな理由で金融機関から融資を受ける機会が訪れます。  

融資を受けたい時に必要な額を確実に調達するためには、事業計画書の内容が非常に重要になってきます。

どうしたら融資が通りやすい事業計画書が作れるのか?そのポイントをご紹介します。

金融機関に提出する前に、ぜひこのポイントを落としていないかチェックしてみてください。

ポイント①:実現可能な計画になっているか

事業計画書に記載した数字や目標、事業の方向性などは、実際に実現可能性のある内容になっているでしょうか  

融資担当者は、融資を受けたい会社の経営者と数多く面談し、たくさんの事業計画書に目を通してきているプロです。

絵にかいた餅のような数字や理想だけを並べたような文章が書かれた計画書では、本当に多額の資金を貸していいのか疑わしくなります。  

融資担当者は、事業計画の内容やその数字の根拠を確認して、ここに貸してもちゃんと返済してもらえるかどうかを見極めますので、いつ、どのような行動をしてどういう数字に繋がるといった具体的な説明ができるように準備しておきましょう!

 

ポイント②:相手に伝わる事業計画書になっているか

せっかく作った事業計画書も、相手に伝わる内容でなければ意味がありません。

文章を読み返してみて、

業界の人でなくても、初めて読んだ人でも理解しやすい内容の文章になっているかどうか

伝えたいポイントが適度なボリュームに収まっているかどうか

ポイントがずれていないか

などチェックしましょう。

金融機関の担当者は業界関係者ではないので、専門用語の入った文章は理解しづらく、伝わりにくいものになってしまいます。

チェックする際は、自分で読み返すのも大事ですが、金融機関に提出する前に税理士などの専門家に見てもらうことをお勧めします。

第三者が見てわかりやすい内容かどうかというのは自分では気づきにくいものです。

税理士に頼らない場合は、ご家族でもいいので一度読んでみてもらうことで、伝わる内容になっているか確認してもらうことが重要です。

 

ポイント③:計画と実績の比較ができる計画書になっているか

事業計画書を作るきっかけは融資を受けるためであっても、その計画の内容は実現させていく努力をしなければなりません。

事業計画の内容と実際の数字や行動の比較をして検証することは過去の反省を踏まえて将来に向けての計画を練る上でとても大事なことなので、作るだけの計画にならないようにしましょう。

実績と比較できるためには、比較できるような計画でなければならないので、抽象的な内容ではなく、具体的な行動や数字を記載して、将来実績と比較できるような内容になっているかという目線でもチェックしてみるといいでしょう。

ポイント④:夢や目標を実現するための計画になっているか

せっかく作る事業計画書なのに、ただ面倒なだけの計画書になっていませんか。  

創業時に抱いた夢や新たに芽生えた目標を実現するためには、長期的な計画と短期的な計画が必要になります。

1~2年の計画を立てた時に、その計画を達成するためには毎月の目標、さらには日々の目標を立てて、計画実現のためにより具体的な計画目標を検討していきます。

どういったアクションを起こすかという計画とどういった数字目標を掲げるかという具体的な計画です。  

夢や目標の実現のために作るという意識も忘れないでください。

その熱意が込められた事業計画書かどうかは融資担当者や専門家が見ればわかります。

 

まとめ

毎年必ず事業計画書を作成している経営者の方は多くはないかもしれませんが、事業計画書という書面に文字化しなくても、経営者は常に夢や目標を抱いて日々事業をされています。

その想いを文字にしたり具体的な数字で表現してみることは、夢や目標を叶える近道かもしれません。

専門家に丸投げして計画書を作ってもらわれる方もいらっしゃいますが、機会があって事業計画書を作成することになった方は、ぜひ一度自分の言葉と数字で表現してみてください

事業計画について分からない方や事業計画に不安のある方は是非弊社にご相談ください。

京都 創業融資・創業支援フルサポートでは、日々多くの融資に関するご相談をいただく上で、事業計画のご相談はもちろん、ご相談者様の開業成功に向けて適切なアドバイス・融資実行サポートを実施させていただきます。

初回相談は無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。

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