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運営：税理士事務所ヒロセ経営 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」3-1出口徒歩2分
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起業して1年以内に廃業に追い込まれる最大の原因は資金繰りです。
何が重要なのか？起業を成功させるために地味だけど重要な経営者の仕事とは？
5年10年と経営者として実績を積み重ねてこられた方々の多くが、起業して間もない創業期の苦しい資金繰りを乗り越えてこられています。
起業してから順風満帆という方は少数派で、やはりさまざまな苦労をされてきています。
さまざまな「苦労」の中でも、経営を続けていけるかどうかを左右する大きなハードルが資金繰りです。
事業が立ち行かなくなる大きな壁を乗り越えるために、創業期こそしっかり資金繰りと向き合う姿勢が起業家には必要です。
創業融資を受けるときなど事業計画や資金計画をたてる機会がありますが、経費はある程度見積もれても売上の予測はとても難しいものです。
計画よりもいい数字が上がればいいですが、起業して間もない時期は特に、予測を下回ることの方が多いのが通常です。
計画通りにいかないなら計画なんて立てない方がいいかというと決してそうではありません！
毎月どのくらいの経費がかかるのか、もし売上が上がらなかったら、起業前に準備した資金だけでどのくらいの期間もちこたえられるのか、利益を出すにはどのくらいの売上を達成しなければならないのかといったことを把握するために、計画はとても重要なのです。
計画通りにいかない場合に備えて、出来る限りの資金の準備、コストカットなどの対策を考えておくことが、起業を成功させるための秘訣の一つです。
創業融資の申請の相談を受ける際、自己資金がなくても借りられますかという質問をよく受けます。
少ししか自己資金がないという方も多いです。
融資申請の際に自己資金がどのくらい必要になるかは以前のコラムでご紹介させていただいていますが、自己資金が少ないまま融資を受けて起業した場合、借入資金だけで事業を遂行できる期間はそう長くはありません。
設備資金として借りたものは設備の購入に充ててなくなりますし、運転資金として融資を受けられるのも２～３ヶ月分だからです。
借入には返済が伴いますので、返済がスタートすればたちまち預金残高は減っていきます。
売上が思うように上がらず苦しい時期も、あと数ヶ月もちこたえられれば軌道に乗りそうというときに、ご自身の蓄えがあれば危機を脱することができるかもしれません。
これから起業しようと考えておられる方は、少しでもコツコツ蓄えを作っておきましょう。
自己資金だけで起業される方も、自己資金と創業融資の借入資金で起業される方も、その準備した起業資金を少しでも多く残しながら経営できるのが理想です。
少しでも資金を残そうとするならば、売上を増やす、できるだけ経費を削減する、常に資金残高と向き合うといったことが必要になります。
開業すると売上を増やすための施策や事業運営の方に時間を割いて、数字の現状を把握するということができていないケースが多くあります。
現金帳をつける、通帳記入をする、使った経費を見直す、有るはずのお金がちゃんとあるか（盗難に遭っていないか等）をチェックするなどの地味な作業を怠ると、せっかくの起業資金を大切に生かすことができなくなります。
気が付けば資金が底をついていて立ち行かなくなったという結末になるかもしれません。
最低限のことだけご自身でして、細かな帳簿を付ける作業などは専門家に任せるのも手です。
忙しいからと後回しにしがちな経理作業ですが、起業のときこそこまめなチェックと財務管理が成功のカギを握っています。 この地味で重要な作業を怠らないことを心に留めて起業していただきたいと思います。
京都 創業融資・創業支援フルサポートでは、日々多くの融資や事業に関するご相談をいただく上で、創業に関するご相談はもちろん、ご相談者様の事業成功に向けて適切なアドバイス・融資実行サポートを実施させていただいております。
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