日本政策金融公庫の融資審査の一つとして面談があります。
面談はとても重要で、創業計画書・資金繰り計画が完璧であったとしても面談が理由で融資審査が通らないということもあります。
日本政策金融公庫の融資審査の一つとして面談があります。 ほとんどの方は金融機関の面談担当者と話すことは初めてで、不安は大きいと思います。
弊社では必ず面談に同行させて頂くようにしておりますが、基本的には面談担当者への回答はご自身でして頂くことになります。
そもそも面談は何のために行われるのでしょうか?
それは、面談を通じて提出した創業計画書の内容の確認や皆様の人間性を知り、これを融資可否の判断機関に報告するために行われます。
日本政策金融公庫の面談担当者は皆様の味方であり、融資を通すために頑張って下さいます。しかし面談担当者自身の判断だけでは融資を可決することはできません。
面談担当者が面談を踏まえて資料を取りまとめ、融資の可否を判断する上層部に報告し、承認されれば融資が可決します。
日本政策金融公庫に借入申込書・創業計画書を提出すると「面談の日時」、「持参する資料」が記載された案内が届きます。
この持参する資料は申込者や事業の内容に応じて異なります。
持参する資料の例示として、運転免許証・預金通帳(自己資金がわかる口座、公共料金が引落されている口座)・ご勤務時の源泉徴収票・借入金・割賦返済の支払明細書・不動産の賃貸借契約書・見積書・請求書などです。
記載されている資料は必ず面談の時までに揃えておきましょう。
日本政策金融公庫の面談ではどのような事を質問されるのでしょうか ?
申込者の状況、創業する業種や面談担当者によって異なりますが、基本的には提出した創業計画書に沿って質問がされていきます。
面談でよく聞かれる質問は?
①創業の動機について
②事業経験について
③取扱商品・サービスの具体的な内容について
④売上・経費の計上根拠について
⑤資金繰り計画について
⑥事業の強みや差別化について
⑦自己資金について
上記のような質問が面談担当者の関心事であり、創業計画書に記載された内容についても改めて口頭での説明が求められます。
外見に注意してください。ラフな格好ではなく出来る限りスーツを着用して下さい。言葉遣いも社会人としての礼節を忘れないようにして下さい。
面談での評価ポイントとして創業者の人間性が挙げられます。創業計画書が優れていても人間性に問題があれば融資は難しいと思われても仕方がありません。思いもよらない質問をされたとしても適当なことを言ってごまかしたり嘘をついたりしないようにしましょう。また感情的になって面談担当者と口論にならないようにしましょう。
面談で回答する際には、言動と提出書類との食い違いがないように注意しましょう。ここでいう提出種類とは、おもに創業計画書・資金繰り計画書を指します。面談前に提出している創業計画書などの書類と、面談時の発言とに食い違いがあると信頼を失います。
創業への熱い思いを伝えて下さい。思いが伝わると好感を持たれ可決される確率は上がります。 しかし熱くなりすぎて余計なことを言ったり話が脱線しないように注意しましょう。
創業するためにしっかりと準備してきたというストーリーを丁寧に伝えることができればさらに好印象となります。
「いくら借りれますか?」 このフレーズはNGです。
面談中に弱気になったり心配になったりしたときに思わず言ってしまうフレーズです。
創業計画書に資金使途を明確にして申し込みをしているにも関わらず「いくら借りれますか?」という質問は計画性が無いと判断される恐れがあります。
計画性がないと判断されると融資を受けられる確率は格段に下がります。
日本政策金融公庫の融資担当者との面談は一発勝負です。
しっかり準備しておけば自信を持って回答出来ると思います。
失敗して後悔することがないように事前準備を怠らず、余裕を持って面談に挑みましょう。
弊社ではこれまでに見てきたことを事前に打ち合わせを行い面談に挑んでいただきます。
また弊社は経営革新等支援機関として中小企業庁に認定されております。国から認定を受けた専門家として面談に同行もさせていただきます。
弊社はこれまで多くの融資案件に携わってまいりました。
これまでの経験や実績を通じて日本政策金融公庫の担当者とも良い関係が出来ておりますので安心して面談を受けて頂くことが出来ます。
京都 創業融資・創業支援フルサポートでは、日々多くの融資に関するご相談をいただく上で、公庫面談のご相談はもちろん、ご相談者様の開業成功に向けて適切なアドバイス・融資実行サポートを実施させていただきます。
初回相談は無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。